基本は学習指導要領
2007年 08月 07日
今になっても、この掲示板をとおして書き込みは、信憑性が薄いので好きになれません。講師の時から数回エントリーしていますが、自分の足で試験情報を収集することや上司たちから直接試験の実態を聞くべきです。聞いた方が、自分の曖昧になっていることをつかむチャンスであり、聞くことは決して、恥ずかしいことではありません。聞くことも勉強だと捉えているし、上司との繋がりをもつことも勉強だと思います。
中学校で講師をしていたときも、現勤務校でも、6月上旬ぐらいになると大抵校長会で、教採試験について話題になることを知りました。教採試験のあれこれ校長室で話をしたものです。ある程度ならば、上司は試験の情報を得ているように感じます。本年は、「講師の皆様方に、試験勉強方法伝えて激励してほしい」の立場で、試験勉強紹介してみたけれど・・・。どうだったかなー?
模擬授業のことや面接のことを書き込みされている方も多いので、昨年度意識したことをエントリーしましょう。
1、学習指導要領をよく読むこと
基本は、自分の受験する学習指導要領をしっかり読み、何を指導しなくてはいけないのか理解することが大切です。
2、教科書購入する
自分が受験する自治体で使用されている教科書を一式揃えてください。教科書それほど高くありません。教科書と学習指導要領を関連させて読んでください。
3、指導案(略案)に挑戦する
掲示板の書き込みみて、気になってしまう言葉は「指導案の書き方がわからないので困っています」「誰にみてもらったらよいのか・・・」等です。
論作文も同様ですが、「わからない~」ではなく行動にうつすことが大切で、指導受けて気づく・学習することなど多々あるでしょう。
4、過去問は、必ず入手する
情報センターで得られるならば、昨年の資料は収集すべきです。試験では、予想以上略案の形式が記されていて、驚きました。昨年度の情報を得ておくと、時間内に記述すべき内容を理解できるでしょう。
5、その他
<美術受験者>
私は中・高美術受験者でしたが、「高校より義務教育の基礎を重視した試験になるだろう」と予測して、中学校美術の教科書で勉強しました。美術は3社の出版社で教科書販売していますが、宮城県・仙台市では2社のみの仕様で、日本文教出版のシェアーが広いので、日文の教科書中心で学習してました。
<小学校受験者>
宮城県の小学校受験者は、国語もしくは数学で模擬授業。国語・算数いずれも教科書揃えておくべきでしょう。多いけれどね・・・。私が通学していた予備校でのアドバイスは、国語ならば、多くの教科書に載っている「ごんぎつね」といった共通題材を中心に学習するべきで、算数に関しては、宮城県は誰もがわかる指導を目指していることから、つまずきの多い「割り算、分数のところ」を中心に学習をしっかり行いなさい!」と講師はアドバイスしていました。
今でもしようしていますが、授業の基本は学習指導要領に基づいて作成されます。学習指導要領内容をしっかり把握することで、模擬授業の受け答えもしっかり答えられるでしょうし、何がその教科で指導すべきことなのか理解できるはずです。2次試験対策に、余計な問題集は入りません。自分自身の教育観、指導すべき内容をつかむ上で学習指導要領を再度みなおししみててください。
☆2次試験に関して(模擬授業)2006,9,15前後クリックすると個人面接もエントリー!
☆美術掲示板の蛇足
☆試験を終えて(合格体験記)
☆教採試験 裏ネタを・・・←長いけど・・・今思い出してもうーん。
ブログカテゴリー上3つ「講師経験者から 助言!」「採用試験に関して」「美術試験に関して」は、講師時代に結構似たり寄ったり文章で綴っています。参考になるところあれば、ごらんください。