1年1組 世界に目を向けてみる
2008年 06月 02日
道徳指導をはじめる前に,学級の生徒たちに質問。「新聞読んでいる人?」ちらりほらりとてをあげるものの,予想していたとおり毎日読んでいると挙手した生徒は少ない。
データは05年現在数値をとりあげ,世界地図を広げ,ここはどこだろう?を問う。この数値の地域を予想して,「斜線ひいてみよう!」と声をかける者の,生徒たちは,「わからんなー」状態。
平均寿命
49.6歳・・・・・・日本は82.3歳
子ども
6人に1人が
5歳になる前に亡くなる・・・日本は250人に1人
教育
4人の1人しか
中学校に通っていない・・・先進国では100人に92人が登校
エイズ
15~49歳の
16人に1人がエイズウィルス(HIV)感染者
1200万人の子どもがエイズで親を亡くした
緒方貞子氏が記した,心のノート一部を読む。結構考えていた。
○世界には,貧しい人達がいるけれど,日本とかでは当たり前のことがあたりまでじゃなくて,学 校とかに行きたくても行けない人の気持ちがわかった。
○外国で,こんな事が起きているのは初めて知りました。それでも,こどもたちは希望を失わず にがんばって生きているのだと思います。
○アフリカにも,学校に行けな人がいるということを初めて知りました。わざわざ,2時間30分も かかkってまで私は学校に行きたいと思わないのに,アフリカの子はそんなに時間がかかって まで行って,学校が楽しいと思えていることにとてもびっくりします。改めて,自分たちは贅沢し ているなと思いました。食べ物も満足して食べていない子もいるので,これからできるだけ,残 さず食べたいと思います。
○小さい子供たちでも,親がいなくて畑を耕したり,自分たちには考えられないくらい厳しい現実 を生きているのだと思いました。
○私は資料を読んで識字率23%の国があることを初めて知りました。私は今,こういった字を 書いています。書けています。それに感謝すること,生きていることに感謝することが自分を見 直す,世界を見直すことになるんだと思います。自分の生きている意味を考えることができま した。
本当に知らなかったのか???と正直感じたことであるが,世界に少し視野を向けることができただろうか?19名の生徒たちは・・・。