リベンジ!切り絵題材
2008年 08月 30日
昨年は,何が何だかわからないままに切り絵題材はがむしゃらに指導しました。はっきりいって,時間がないことがわかってからは,叱咤激励するかのごとく,やれそれの状態でした。モチーフにしても,私が撮影した写真のモノクロコピーから,明暗の色分けをしていました。しかし,この方法ははっきりいって×です。下手すれば,ドローソフトで値がポジ仕様にすれば,わざわざ切り絵にする必要がないのですから・・・・。
このポジ仕様で,切り絵に取り組ませるのであれば,生徒たちは美術で学ぶことはわずかでしかありません。生徒には指摘されなかったから良かったものの,やはり明暗を考えさせることも美術の表現力にも繋がります。
昨年の指導方法では,教師主導の授業で,生徒たちは制作に関して考える機会がすくなかった指導方法でした。生徒の中には「(切り絵)面白い」と感想を記していた生徒もいれば,指導者の私自身,生徒たちの感じたことや気づきも少なく,あまり面白い題材とはいえませんでした。ゴメンねー2年生。
今年はリベンジ!
忙しかろうが,生徒たちに建物のスケッチさせ明暗をつけさせることにしました。難しいかな?と感じていましたが,切り絵題材にするならば,写真を見て描くにしても,不要な部分を描かないことや,細かな部分を自分なりに工夫して描いている生徒の絵もありました。
採点をしながら,改めて昨年度の経験を生かして指導をしていこうと思いました。
☆切り絵題材その後