宮城学びあいの会の様子 その1
2009年 10月 04日
学びあいの会が立ち上がっていることは、ネットからの情報で知ってはおりました。しかし、『学び会いの会』には、私は初めての参加でした。事前に、宮城の会代表である本川良先生とやりとりから、お手伝いから参加でした。参加者の出身地域や校種を見せてもらうと、宮城県の小・中・高の先生方の参加し、県外は福島、遠くは栃木県からの参加もあったアナウンスを聞きました。皆様、会場の準備も手際よく、また、5時間半かけて、新潟からかけつけてくれた学生さんたちも、協力していただきました。学生の皆様、ありがとうございます!
対面した座席内で、自己紹介と学びあいについて、お互い似感じていること、疑問等を語り合いました。わずかな時間でありましたが、この時点でも、すでにかなり熱く盛り上がる。盛り上がる。
熱い西川先生の講演を聴き、その後、「それぞれの立場から『学びあい』を考える」という内容で、西川先生、保護者、管理職代表も参加し、ディカッションでした。これも熱い語りっぷり。内容は、公にしてよいのかわからないので伏せます。個人的には貴重な意見を聞けました。
その後、ふり返りのためのフリートークも熱く,熱く語り合えた、約半日でした。
↓以下、私なりに感じたこと。適切な話題であるか定かではありません。
参加者の意見に耳を傾けていると、授業時数の削減とは裏腹に指導内容の増加、学級経営の困難をどのように解決すべきなのか、『学びあい』を実施したものの、保護者に理解を得られない、得るにはどうすればよいのかなど、学校現場の切実なる思い、願い等、活発な意見交換がなされました。参加者の校種で、圧倒的に多いのは小学校教諭たち。小学校の先生方の日々の学級経営や校務の苦労も伝わりました。
「忙しい!」というのは、ただいただけない。皆忙しいのだ。忙しい中で、いかに時間をつくるように努力はせねばいけないと思う。嫌だと感じてしまうのは、教育委員会から配布されるアンケートの結果報告であったり、事務処理だったりで、実際生徒に還元されないからだと思います。時間で追われるからつらいのだろう。偉そうなことを書いていますが、時間に追われ仕事を終えてしまうので、私自身先を見て仕事しなくてはいけません。
私の勤務校は、アンダー35退勤時間はサバ読んでいますm(_ _)m まじめに仕事を進めれば、指導を受け、ちゃらんぽらんに仕事をすればさらに指導を受け・・・。でもみんなまじめなのです。生徒に還元したいから。
私は、学びあいを絶対指導に取り入れるべきだとも思いません。自分の指導の一部として、自然に取り入れられればよいと感じています。絶対手法でもなければ、教育技術でもない。指導のすべてにおいて、学びあいを取り入れなくても、学習は成り立つと思います。学びあいで成果の出る内容を、指導者側で厳選して取り入れていけば、生徒たちは成長すると思います。
保護者の方も参加していたけれど、私からすればまだまだ少ないと感じます。アナウンスが×というより、まだ教師と保護者との間に敷居があるような感じをうけとれました。美術教育も同様ですが、保護者の連携を密にしていきたいです。