「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke

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 先日白い画面に描くのは,難しい!といった記事でエントリーしました。先日授業を行っていたクラスで,見る方が楽しめるくらい,興味深い画面づくりを楽しむ生徒がいたので,激写させてもらう。
a0074653_052483.jpg何回かエントリーしておりますが,工事の関係上,美術道具がないというか限られております。

この生徒は,絵のテーマから"骸骨”と ”自分の顔”?を描きすすめていたわけですが,,「なんか物足りない・・・。画面が暗い方が面白いかも!」で,4Bの鉛筆芯をつかって,画面真っ黒にする。

ひたすら2時間続きの授業中カリカリカリカリ・・・・・・・・・・・。

削ってはこするの繰り返し。
顔など間違ってこすったから,芯のあとはつく。それが「面白すぎるぅ」でカリカリ・・・・。練り消しであとは,描き込みを行うらしい。

 もう少しで評価日だ。どんな作品が生まれることか?こっちも見ていて,笑ってしまうくらい楽しんでいた様子が伺えました。
 画面が白い状態の生徒など,「握手させろ」「これにさわって見せて!」「写真撮らせて!」などちらほらと。                                  ↑自分ですればよいのに!もう!!



手見たい方 ↓ ↓

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by hakusuke | 2007-01-31 00:45 | 2009前自分の授業から | Comments(0)
 
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五感アートラボの展示会場に,椅子を並べてシンポジウム「子どもはなぜ描くか-共感覚と表現世界」を行いました。アバウト?な雰囲気で,定刻にシンポジウムは開始となったわけですが,後ろで立ちながら聞いていたかたも多いと感じました。前の方に座っていたので,後ろにどれくらい立って聞いていたのか確認しておりません。

 パネラーの方々が,“児童・生徒の表現への行為”といった共通事項を踏まえつつ,それぞれの立場からの話題提供でした。
 新妻先生の話は,非常にこのシンポジウムに必要不可欠な話題なのですが,私には,文章として伝えることが難しいです。内容的にも,別エントリーとして紹介します。なお,パネリストの意見を紹介せず,話題提供した者の立場と,各指導立場を踏まえながら,パネリストとしての話題内容を簡潔にまとめ紹介します。図工・美術に関係する方々,ご意見から考えていただければ嬉しいです。

・学校といった枠ではなく,独自のカリュキュラムで指導している者の意見。 
・小学校の図画工作を指導している者の意見。
   =学級担任兼図画工作を指導している者の意見。
・中学校美術を指導する者の意見。 
   =元県内の中学校長でもあり,現在宮城県美術館の教育普及部部長。
・宮城教育大学教授であり,学生たちに美術を指導する立場の意見。


○教育現場の実態を踏まえつつ,図工・美術を評価する内容のもどかしさ。
○図工・美術の授業時数が削減されていること。
○ついつい,技法のあれこれ,絵が上手くかけるといったことに教師がとらわれすぎる。理論武装?しがちになるときがある。
○学習指導要領では,“デッサン”といった言葉ではなく,誰もが楽しむといった意味で,“スケッチ”といった言葉になっている。
○美術館教育普及内容として,行っている取り組み内容や,県美術館で実施しているワークショップ等に参加した,児童生徒の参加時の様子や声。
○学校を卒業したら,生徒は”描く側”ではなく,“見る側”と立場のもの多くなる。作品を感じ取りたくなる方も多くなる。
○学校といった現場では指導時間上できないことが,アトリエとして実践できること。しかし,全児童・生徒が学べるわけではない。
○図工の表現が,“造形あそび”が導入されるようになってから,描くだけではなく,身体表現, 音楽的表現,といった多くの感覚を活かしながら表現する行為としての,図工・美術表現内容に移行しつつあること。
○教育大学の教員養成課程としても,描く行為といった図工・美術表現ではなく,感覚を生かした表現内容を学生たちに学ばせることや,取り組ませていること。
○発達段階において,対象物を描きたいといった欲求もあり,描けないと悔しさも芽生える時期がある。
○感覚を生かした表現内容から,中学校美術で描くといった内容でのギャップ。違和感?
○感覚で表現できる内容発達年齢に応じて,描ける楽しさ,描けない生徒もいるといったマイナス面もある。
○児童・生徒たちが,感覚表現から描けるのか?といったらそうではない。
○感覚表現を活かしつつ制作をすることが大切なことでもある。しかし,美術大学での入学試験では,石膏デッサンや静物デッサンといった,観察して描く試験も残っている。大学の試験制度自体が矛盾点?


 誰がどの内容を発表した内容なのか,書き込みしません。私自身それぞれの立場の意見にプラス面,マイナス面をイメージしながら,考えさせられることが多々ありました。
 簡潔に記しておりますが,非常にあっという間の90分でした。同時に,現職の図工・美術指導者の立場からの質疑応答に,丁寧に意見交換が行われておりました。

★「五感アートラボ・共感覚の森」について関連記事読まれる方は,
 Tag:ワークショップ もしくは シンポジウムをクリックしてください。
by hakusuke | 2007-01-30 22:36 | 宮城県・展示情報 | Comments(0)
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2007年1月30日にエントリーしておりますが,近々開催される内容なので,再エントリーします。県内でアクセスアーツに興味・関心のある方,是非18日県美に足をお運び下さい。


宮城県は前県知事浅野史郎氏の舟形コロニー解体宣言での考えから,障害をもった方々が「地域で働ける場を提供しよう!」「安心して過ごせる街づくりを行おう!」と,地域に授産施設も増えはじめております。随分この内容に関しては,多くの報道内容でも取りあげていはずだ。

 舟形コロニーは,実際私自身数回足を運んでおりますが,解体することにたいして入居していた方々の実態を見ていることや,地域で設備が充分な設備が整っているかといえば,決して全て設備投資されているわけでもありません。
 県内でも舟形コロニー解体宣言に関しては賛否両論はありました。私は,このコロニー解体については長所・短所もはらむ問題でもあるので,安易なコメントは控えます。しかし,これからの時代,もっともっと統合教育が盛んになってくるでしょう。

 このような中で,「アクセスアーツ フォーラム」が,実施されます。興味・関心ある方,是非ご参加下さい。仙台会場の詳細は,こちらの「仙台会場」をご覧下さい。

アートでつながる もの こと

集団の中で学ぶ


◆関連Hp紹介◆
たんぽぽの家
統合教育現場では,普通に使う言葉だけど・・・意味わかりますか?
by hakusuke | 2007-01-30 20:28 | 宮城県・展示情報 | Comments(1)
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「子どもたちが描いた100枚の絵」といったセクションの一部紹介。朝日新聞県内版にも,27日(土)朝刊にも掲載されておりました。

 この○のテーマは,子どもたちが,お父さんとお母さんのにおいをイメージして描いた絵だそうです。


 五感覚に集中して描いた作品を中心に展示しているので,レモンの酸っぱさであったり,擬音語からイメージして描かれた絵,材料にこだわりをもって表現された絵など,多種多様な表現内容で構成されておりました。

 ただし,この100枚の絵について解説するとなると,ブログでは紹介しきれません。プログラムから,どのような造形的思考の展開を実践されている例が掲載されていたので紹介いたします。
 あっさり記しておりますが,非常に繊細な感覚でもって描かれた内容ばかりでした。そして発達段階に無理がないことも意識してみてしまいました。
 私自身,今後教材研究の役に立つだろう・・・と興味深く,メモメモ。これだけの研究はほど遠い。「来年こそやれよ!」と部長に突かれる。。。(-_-;)

<造形的思考の展開例>
 ・充足欲求         画面全体をうめる
 ・余白            余白を活かす
 ・天と地           上下の空間に目覚める
 ・無重力          浮遊する空間
 ・身体            身体感覚を刺激する 
 ・左右対称         シンメトリーを活かす  
 ・物質感          描画材の特性を活かす 
 ・オノマトピア       擬音,擬声語を描く  
 ・共感覚          音を描く
 ・共感覚          味を描く
 ・共感覚          手触りを描く 
 ・具象から抽象(1)   柿の葉による展開
 ・具象から抽象(2)   抽象形による物語
 ・素材(1)         新聞に描く
 ・素材(2)         紙を貼る
 ・素材(3)         片面段ボール・粘土・・・を使う
 ・行為            指で描く・定規を使う


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by hakusuke | 2007-01-29 21:02 | 宮城県・展示情報 | Comments(0)
 会場について紹介しよう。といっても,セクションごとに別れていたことや,ワークショップに参加しないと理解できない内容もある。 各作家の作品内容としては,五感・アートラボのHPを参考に閲覧すると理解できるだろう。


a0074653_0301293.jpg「影をつかまえよう」といった内容で,会場でも写真のように影つかみを楽しむ姿が見受けられた。
影に反応しており,図工の時間でみた,影のワークショップを思い出させた。

a0074653_036196.jpg モンゴルの“ゲル”である。中に自由に入れるので,入ってくつろぐ。多少うつらうつらできたから,感覚はが開放されたといえよう。
 ゲルの中で,中国語,韓国語,日本語の言語が流れていた。プログラム見直しいたら,モンゴル語も・・・


 その他に,線によるドローイングの展示されていた。写真はエントリー済み。また,ダンスによる公開ワークショップも行われていたのだが,時間の都合上鑑賞することはできなかった。
a0074653_046505.jpg一番紹介したかった,「子供たちがかいた100枚の絵」皆が熱心に鑑賞していた。
 ちらりと見えるのは,子度もたちが描いた,お父さん・お母さんの臭いをイメージして描いた絵である。
 他のテーマも,「痛い」を表した絵であったり,素材をあれこれ駆使した抽象絵画,シンメトリーから表現された絵の内容であったり非常に興味深かった。
 画像大きな内容で別エントリーしたいです。後日!

★「五感アートラボ・共感覚の森」について関連記事読まれる方は,
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by hakusuke | 2007-01-29 01:25 | 宮城県・展示情報 | Comments(0)
a0074653_2282927.jpgメディアテーク裏の「リブリッジ・エディット」
定禅寺通りから細道に入るので,仙台通の方でも見落としがちな場所だと思う。
オレンジの壁が目印の場所で,こぢんまりとしているが,白い壁を貴重とした空間がよい場所だ。
リブリッジ・エディットHP


a0074653_2210106.jpgリブリッジ・エディットの向かいには,「m’s Selection」といった仙台若手作家を中心とした雑貨屋があります。  
販売されているポストカードが,興味深く,つい長居してしまう。たまにブラブラ・・・

そうそう,小松 翔君の展覧会に足を運んだのだ!

 作品鑑賞なので,あまり写真に気を使いませんでした。アングルもいまいちです。この企画者でもあり,アトリエ・コパンの新妻健悦(あとで写真公開)先生と県美で話してみました。彼の制作過程を少し紹介していただく。
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 小学校1年から現在高校1年生の翔君の10年の造形作品を19点展示していたわけだが,もともと彼は,描くことやつくることに,あまり興味を示さなかった生徒だったそうだ。そんなある日,彼なりのこだわりをもって表現していることに先生が気がついたた。


その後だわりとは,“ギザギザ”である。10歳前後の年齢であれば,段ボール紙を配布したら,曲線に切る,直線に切ること作業が多いのだが,彼は違っていた。ギザギザといった,大変一つひとつにこだわりを持って,制作をしていることに気がついたそうだ。a0074653_22391661.jpg
 撮影こそしなかったけれど,小学校4年生時の『くわがた人間』であったり,写真の作品を見てもりかいできるであろう。

 高校1年生の照明器具も,“ギザギザ”を駆使した作品があった。そんな彼は,ごくごく普通の高校1年生である。写真は中3~高1の作品。
 しかし,自画像(これこそ撮影すればよかった!)4つ切りに描かれた彼の自画像には,随分と自分と対峙している姿が描かれていた。人見の光彩にしても,髪の毛一本,唇のしわなどなど。

 なかなか,学校といった現場では,一人の生徒作品を追っかけた作品保管はできないので,この成長企画展としては,興味深い内容だと感じた。

 ◆会場で頂いた資料から◆

   トーチカ Tochka -小松 翔君の世界-
 小学校1年生から現在に至る小松翔君の10年の造形活動を振り返ります。当初はあまり興味を示さなかった翔君が,小学校2~3年生になって爆発的に造形の花を開花させます。翔君の造形活動はあらかじめ明瞭な形があって始められるというよりは,制作するとともに見えてくる形を探索的に発見することのプロセスです。その特色は時間をかけて(=持続性)探求することです。「ずっと長持ちするように頑丈で細かく・・・」と創り出す端正で緻密な抽象的構築物は,“反逆と防御”の結晶化なのでしょうか。
 小松翔君の10年間の造形的発達の過程をご覧頂くと共に,造形的思考のこだわりにも注目していただければ幸いです。
                   2007年1月 アトリエ・コパン 新妻健悦


★「五感アートラボ・共感覚の森」について関連記事読まれる方は,
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五感アートラボ・共感覚の森
by hakusuke | 2007-01-28 23:56 | 宮城県・展示情報 | Comments(0)
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五感アートラボ・共感覚の森に参加してきました!
 フォーラムの話をまともに記すとなると,数回に分けエントリーする必要がある内容でした。あまりにもテーマが重要すぎて,図工・美術教育にも大きく関連される内容なので,少し整理しながらエントリーします。しばしおまちください・・・。


 その1,関連企画 -小松翔君の世界-(1月28日UP済み)

 その2,会場の様子 あれこれ(1月29日UP済み)
 
 その3,会場の様子 あれこれ 「子どもたちが描いた100枚の絵」
                            (1月29日UP済み)
  
 その4,シンポジウムに参加して 現場の方々の話 
             シンポジウム内容について(1月30日UP済み)
 
 その5,シンポジウムに参加して 参加者の意見
                      これからの図工・美術教育のありかた?

 分けてみましたが,多少変更あると思われます。なんせ,気まぐれだから・・・
by hakusuke | 2007-01-28 21:36 | 宮城県・展示情報 | Comments(0)
 現在授業として行っている描画する課題は,工事の状況,教材費のがらみの問題もあって,ケント紙しか用意ができませんでした。本来ならば,もう少し紙にもこだわりをもって教材選定すべきだと反省しております。
 描画表現であれば,最低ケント紙,画用紙,キャンバス紙といった3種ぐらいは,教材として用意するのになぁ・・・。例え用意できたとしても,現在使用している教室状況からいっても,あれこれ遊べません。残念。
 

a0074653_1455972.jpg 私自身描画表現として制作する際に,ドローイングするわけですが,白い用紙に抵抗を感じることが多いです。白い用紙でも描ける方は多いでしょうが,私はこの画面の白にどうも面くらいしてしまい,生成のクロッキー帖であったり,あえて色を塗っている用紙に描きます。それこそ,ヌードクロッキーなど白になど「,うーん難しい!白い紙・キャンバスに面と描き進めることが抵抗感は強く,地塗りである程度色づけをしてから描き進めていくわけですが,やはり真っ白にちかい用紙ほど面食うことや,画面のどこから描こうかと考えて描いてしまいがちです。

 平面デザインといった構成表現の着彩は別ですが,描写させるような課題の際に,白い用紙を準備して描かせている方も多いと思います。私自身,上記に記している白を基調とした用紙を教材として使用しているわけで,生徒の声に耳を傾けていると「この(白い)画面に描くの?埋めるの?」と,描くことに躊躇する生徒もおります。

 白いケント紙を配布され,臆することなく描ける生徒もいたのですが,やはり「うっすらと色があった方が描き進めやすい」と話していた生徒もおりました。ケント紙など紙の色としては,光を反射すらしますからね。 ★後々写真でも撮って見せましょう!
 絵の具が使用できない教室なので,4Bの鉛筆の芯の粉でケント紙に色味を暗くしただけで,結構サクサク描いておりました。

 本来ならば,基底材をあれこれつくってから描画活動に取り組ませたかったのですが,これが実施できなかったことが,自分として本当に悔しい!しかし,生徒達はなんだかんだで,描き進めているから,これこそ頭が下がってしまう・・・。教師だけが悔しがっているのか?

 生徒に教材として描画に用いる紙。指導されている教師の皆様は,どのような紙を教材として使用しておりますか?絵を描いている方でもかまいません。
 参考助言コメントありましたらお願いいたします。
by hakusuke | 2007-01-28 01:52 | 2009前自分の授業から | Comments(0)
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「がんばれ!図工の時間」フォーラム会場にて関連した企画として頂いたパンフ紹介。
★1月8日(月)にエントリー内容,紹介兼ねて再エントリー!

宮城教育大学サテライトギャラリー「五感アートラボ・共教感覚の森」が開催されます。

期日 2007年1月23日(火)ー28日(日)
会場 宮城県美術館 TEL 022-221-2111 

セクション1「子どもたちが描いた100枚の絵」

セクション2「アーティストが創った2つの作品」

セクション3「モンゴルゲルを使った五感体験瞑想空間」

◆作品ガイド シンポジウム◆
作品ガイド 1月28日(日)14:30-15:00

シンポジウム15:00-16;30
「子どもはなぜ描くのかー共感覚と表現世界」
パネラー佐藤静(宮教大) 新妻健悦(アトリエコパン) 庄司幸一(宮城県美術館)
      横山美喜子(仙台市小学校研究会図画工作部会)
司会:新田秀樹(宮教大)

セクションや関連企画がこの期日中に複数行われるようです。各セッション内容や詳細について,こちらをご覧下さい。
by hakusuke | 2007-01-27 16:41 | 宮城県・展示情報 | Comments(2)
 長い文章で申し訳ないけれど,記事を読んでいただきたい。久々にチェックした,yahoo掲示板音楽教師のトピックスの書き込み内容からです。トピックスなど,無くなってしまえば記事自体読めなくなるのでコピーして引用させていただいております。実技トピなどどんどん↓↓。

私は現在養護学校に勤めています。

中学の頃、吹奏楽から音楽にのめりこみ、最初は吹奏楽部の顧問になりたい一心で音楽の教師を目指しました。ピアノもほとんど弾けなかったので、高校三年間でなんとか練習して地元の国立の教育学部の音楽科に入りました。大学に入ってから特別支援教育に興味を持ちはじめ、中高と養護学校と迷いましたが、養護学校を選びました。

 昨年4月、めでたく採用試験に合格することができたのですが、採用先の学校ではその4月から音楽の授業がなくなってしまいました。養護学校は、教育課程の編成が各学校にかなり自由に任されているため、卒業後の進路の実現にさらに力を入れる、ということで音楽も美術もなくなりました。

赴任してすぐに、一緒に正副組むことになった指導教官に「せめて朝の会に歌でもできないでしょうか?」とかなりソフトに持ちかけたのですが、一気に切り捨てられました。

「あなたは本当にすべての人間が音楽を好きだと思っているの」
「じゃああなたは○○さんが休み時間に流行歌の本を読んで楽しんでいるのは音楽の楽しみ方じゃないっていうの」(そんなことは言っていない)etc.全否定。
教育課程や学校教育目標にそわない指導は、間違いのもとだから。などいろいろ言われ、学校の教育課程にない音楽をやりたいという私はいらない存在のようです。

この一年、本当に悩んで今も悩み続けています。自分が教育を行う上での柱にしようと思っていた音楽を、全く使えない、使うことが許されなかったのですから。

私は音楽を教えること、音楽科の教員であることが自分の全てだとは思っていませんが、自分の武器である、柱になっていくはずの音楽が使えない、使うことを否定されるのであれば、採用試験を中学や高校で受けなおそうかと考えています。何年かかるかわからない、遠い道のりですが。もしくは、仕事は仕事で安定した収入を得ながら、趣味としての音楽活動に力をいれて生きていくか。

また違う学校に赴任すれば、音楽の授業はできると思います。しかしやっと採用になり今まさに音楽の授業実践に力をいれて勉強しようと考えていたその時期に、と思うとやりきれない思いがあります。


・・・・とすべて書き込みした内容全文です。

 私自身美術が専門科目ではあるけれど,同じ芸術科目として,削減教科として,肌で感じている今驚く学校の現状だといえる。県立養護学校だろう学校のカリュキュラムには,非常に疑問を抱く内容でもあり,今後の自分のことを想像すると不安なことが多い書き込みだ。

 偏見かもしれないが,養護学校で音楽・美術教科を削減することにどれくらい意義・効果があるのだろう。進路実現と記されているので,作業科目であったり,生徒達が卒業と共に職業として結びつくような実践科目を重視したい学校なのかもしれない。
 私自身実務学級担任であったり,実務学級所属していた生徒とのかかわりも多かったので,生徒達が表現内容に興味・関心を示したときのいきいきと活動している姿は微笑ましいと日々感じて過ごしてきたし,後々も何らかの形で適切な支援ができればよいと考えている。彼ら・彼女たちが,自分の気持ちを音で伝えることであったり,歌で伝えることといった表現内容や・方法を知ることも,教育の場ではなかろうか。
 また,このようなカリュキュラムのある学校に初任者を配置した県の体勢も,考えものだ。初任者として勉強すべき期間に,この方は専門科目としての内容を,どのような場で学ぶことがあるだろうか。県に楯突く気はことさらありませんが,改めて2年前に,県が公開した「みやぎの教員に求められる資質・能力」を見直してしまう。

この方と私は全くもって面識はありません。

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紙バンドと私
by hakusuke | 2007-01-27 01:44 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)