当初、特別展のイメージは見たことのある作品かも、東北の画家たちだから、ちょっと暗い雰囲気の絵かも。。。なんて考えてもいました。しかし、学芸部長から簡単な解説と、2つのグループに分かれて鑑賞することで、作品への味方が変わりました。また、学区から見つけられ展示されている大型作品もあったので、生徒たちにとっては親近感をもたせられるかもしれないと感じました。
絵画、版画、東北を代表する8名の作家作品に3部構成の展示内容したが、とても有意義でした。現実問題、学年の生徒たちを引率することは難しいですが、美術部員ぐらいであれば引率して、作品を楽しみ、親しみをもたせることができそうだと感じました。具体美術の菅野聖子さんの作品も、グループワークで鑑賞しましたが、彼女のような作品を好む生徒だっています。タイミングを見計らい、連れて来たいです。
鑑賞会後、参加者と主催者が集まり、自由にトークセッションをしたわけですが、発達段階にあった表現活動と評価に関すること、地域にある資料や施設の有効活用、県美へ引率した際にどんなことができるか等意見交換もなされました。
今日観た作品の作家から、斎藤義重のマチエールが良かった。萬鉄五郎の初めて版画を見ました。